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情報の集め方

情報の集め方

これから始まる治療に不安を抱えている方は少なくないと思います。しかし、情報を集め、よく知ってみると、漠然とした不安は軽減することもあります。また、正しい情報は、納得のいく決定をするための判断材料となります。ここでは、治療や療養生活に関する情報収集のヒントをご紹介します。

ご自身の診断・治療や経過の見通しについて知りたいとき

同じ種類のがんでも、患者さんごとに病状は異なり、そのため最適な治療法や経過の見通しは患者さんひとりひとりで異なります。主治医は、あなたのがんの情報を一番多く持っていて、あなたの状態に基づいて治療方針を提案してくれますので、疑問や不安がある場合はまず主治医に聞くことをお勧めします。
その上で、主治医の説明をよりよく理解したり整理したりするために、インターネットや他の患者さんから得た情報を参考にしてもよいでしょう。ただし、それらの情報は、あなたの状態には合っていない可能性があることに注意が必要です。例えば、他の患者さんによく効いた治療法があったとしても、病状や年齢・全身状態などが異なるため、あなたにはその治療法は効果が期待できないこともあります。集めた情報をふまえてご自身の治療選択肢について考えるときは、主治医と相談して、ご自身の状態に合っているか一緒に検討した上で判断するとよいでしょう。