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日常生活の注意点1

感染予防に努め、うがいや手洗いを

骨髄腫細胞により免疫力が低下

骨髄腫細胞が存在すると、血液の細胞がうまく造られなくなります。

治療中も免疫力は低下

治療中は抗がん剤の影響で白血球や赤血球、血小板などの血液細胞が減少します。これにより感染症や貧血になりやすくなったり、出血しやすくなったりします。

感染予防のポイント

  • 手洗いとうがいを徹底

  • のどの痛み、寒気、発熱、排尿時の痛みが生じた場合は速やかに主治医に連絡

出血予防のポイント

  • けがや転倒、ぶつけたり圧迫したりしないよう注意

  • 血便や身に覚えのない皮下の出血斑や口腔内の血腫(血まめ)が生じた場合は、速やかに主治医に連絡

【参考資料】
  • 血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫, 講談社, 2015.
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日常生活の注意点2

食生活に気を配り体力を維持

抗がん剤の副作用で吐き気や嘔吐、口内炎が起きることがあるため、食が細くなることがしばしばあります。自分が好きなもの、食べやすいものだけでもよいので、少しでも食べる工夫をしましょう。

また、免疫力が低下しているため、加熱調理したものを作りたての状態で食べることを心がけましょう。

食生活でのポイント

  • 食べやすく調理を工夫する

  • 塩分を控えめに

  • 生ものや発酵食品は控える

  • 作りたてのものを食べる

  • 調理器具は清潔に

食生活に気を配り体力を維持

【参考資料】
  • 血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫, 講談社, 2015.
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日常生活の注意点3

副作用とうまくつきあう

薬やマッサージなどで副作用を緩和

副作用は治療開始直後にあらわれるものと、しばらく経過してからあらわれるものがあります。吐き気や下痢、便秘など、薬で緩和できる副作用は薬で対処します。また、手足のしびれはマッサージで改善することがあります。

自分の副作用を把握しましょう

副作用の症状や程度には個人差があり、特に心臓や肺にあらわれる副作用は命に関わることがあります。
小さな症状でもメモしておくことを心がけ、いつ、どんな症状があらわれたのかを医師に伝えることが大切です。

副作用とうまくつきあう

【参考資料】
  • 血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫, 講談社, 2015.
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日常生活の注意点4

定期検査で再発を見逃さない

完全奏効とは

治療が順調に進み、症状や骨髄腫細胞、Mタンパクが認められなくなった場合、完全奏効と診断されます。

完全奏効=治癒ではない

しかし、「完全奏効=治癒」ではなく、寛解に至った後も油断は禁物です。体調が良好であっても定期的に検査を受ける必要があります。

少しでも異変を感じたらすぐに受診しましょう

医師の指示を守り、定期的に検査を受けて経過を見守りましょう。もし異変を感じたときは、すぐに受診しましょう。

定期検査で再発を見逃さない

【参考資料】
  • 血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫, 講談社, 2015.